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Comments

Lauryn

こんにちわ。いつもながら、読み応えのあるコメントで、楽しく読ませてもらいました。
アラーキー・・・彼の出した電車内で撮った写真集(Subway love)を見ました。(立ち読み) そのときは盗み撮りをして、何度か警察にお世話になったようです。笑

TrekEarthで書いたNoteの引用ですが、"he says he was pulled to the police station many times, and there he was asked why he had to take shots of people at underground while nothing particular has happened yet. It was understandable for the police men if he photographed people when a fire or an accident or a murder took place. But why photograph ordinary scene as if he was a voyeur? Then his answer was "cuz it was interesting." 面白いから撮る・・それに尽きますよね!

南アジア、東南アジアでのStreet photographyと、日本でのStreet photographyの違い・・ 南アジアなどではExoticismを楽しむ傾向があると思います。それで、ポートレイトやにっこり笑いかける写真が多いのかなぁ。(人々がひとなつっこいという理由の他に)そういった撮る側の理由がある気もします。日本の田舎ではそういうった撮り方もできると思います。一方日本や都会ですと、Urban shotsというか、人影自体がフレームに描く何かを楽しんでいる。 Matt Stuart(Click here)のような、被写体との濃密な関係よりは、撮る側の目を活かしたショットが多くなる。私はどちらにしても、捨てがたいです。

今は色々試してみる時期だと思ってます。なんせ、DSRLを購入して本格的にやり始めて一年未満ですし・・ 今年は旅行らしいことをしてないので、名古屋市内や近郊でのurban shotsが多かった。来年は色んなところにいければいいなぁ。

リンクの件、どうぞよろしくお願いいたします。
このブログからそちらへのリンクの入れ方、勉強しておきます。笑
バナーもない・・・

来年もたくさんの写真をみせてくださいね。良いお年をお迎えください。

ヘムレン

被写体との関係、難しいものがありますね。アラーキーは「まあ、ね、シャッター押すのには近寄るタイミングが必要なんだけど、去り際のタイミングというのが絶妙じゃないといけないの。ここが憎まれるか愛されるかの分かれ道ですよ。難しい。なにかいい風を残していくってことが問題なの。」 『天才アラーキー 写真ノ方法』なんていっていました。この人の撮った谷中の写真集は秀逸ですが、そこに感じられるのは写真家アラーキーに喜々として写真を撮られる人々なのです。LaulynさんのStreet Photoは、いわば静かなる観察者の目で撮られているように感じます。するとアラーキーのように溶けあいながら撮るというスタンスとは異なるわけですから、それは別の道なのかもしれませんね。
 私の場合は、基本的に隠し撮りはしないようにしています。撮る前にすこし大げさにカメラを構えたりして、被写体に「撮りますヨン」という意思表示をしています。もちろんそこで逃げられちゃう場合もあるのですが、それは仕方ない。そういえば、私のサイトにリンクしていますが、「会社を辞めて旅にでた」のゴトヒロさんと先日、バンコクであいましたが、その時にどうやって人の表情を捉えるの、と聞いて見ました。彼の写真には村人やら子供の表情の一瞬を捉えた写真が多いのです。すると彼は、「町で普通に売っている飴なんかをポケットにジャラジャラいれておいてね、上げたりしながら話ししてから撮るんです」とのこと。
 もっともこういう手法は日本では出来ないですね。不審者として通報されちゃうかもしれん。日本というのは赤の他人を警戒するような文化があるような気がします。アジアやヨーロッパの町では、町歩きしているうちに言葉を交わしたりして、そのうちに仲良くなっちゃうようなことが時々ありますが、日本では皆無に近いかもしれません。その警戒心が働くから日本のStreet Photoは難しい。でも制約が強いからこそ面白いという面もあるのではないかな。
 ちょっと長くなりましたが、もう幾日かでお正月。良いお年を!それから、リンクさせてもらってもよいですか?
 

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